BitwardenとLastPassは、どちらも世界的に利用されている人気のパスワード管理ツールです。
オープンソースによる透明性と高コスパが魅力のBitwarden
長年の実績と直感的な使いやすさを持つLastPass
どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
【結論】Bitwarden vs LastPass
・コスパ・安全性重視なら Bitwarden
・操作性や導入実績を重視するなら LastPass
がおすすめです。
特に近年は、2022年のLastPass大規模セキュリティインシデント以降、セキュリティ性や信頼性を重視してBitwardenへ移行するユーザーも増えています。
この記事では、BitwardenとLastPassの違いを
・料金
・セキュリティ
・使いやすさ
・機能性
・無料プランの充実度
などの観点から、わかりやすく徹底比較します。
Bitwarden vs LastPass どちらがオススメ?
先に結論を述べます。
※これを踏まえて、比較を参考にしながら“自分に合った”結論を見つけてください。
BitwardenとLastPassは、どちらも優れたパスワード管理ツールですが、重視しているポイントが大きく異なります。
【最大の違い】
・Bitwarden → コスパ・透明性重視
・LastPass → 操作性・実績重視
という点です。
Bitwardenは、無料版でも複数デバイス同期やパスワード生成など主要機能を利用できる、コスパに優れたツールです。さらに、オープンソースで第三者監査も実施されており、透明性の高さでも評価されています。
対してLastPassは、初心者でも扱いやすいUIやブラウザ連携の快適さが特徴です。一方で、2022年に大規模な情報漏洩インシデントが発生したことで、近年はセキュリティ面を不安視する声も増えています。
結論としては
・まずはBitwarden無料版を試したい人
・低コストで安全性を重視したい人
→ Bitwardenがおすすめ
・操作の分かりやすさを重視したい人
・長年利用されている定番サービスを使いたい人
→ LastPassがおすすめ
という選び方がおすすめです。
それでは、2つのツールの主な違いを見てみましょう。
BitwardenとLastPassの違い
※プラン(用途)によって料金が変わるので、明確な料金は記載してません。
| 項目 | Bitwarden | LastPass |
|---|---|---|
| 料金 | 非常に安い・無料版が強い | やや高め |
| セキュリティ | 非常に高いオープンソース・第三者監査あり | 高いが過去に大規模漏洩あり |
| 透明性 | 高い | やや低め |
| 使いやすさ | シンプルだが少しクセあり | 初心者でも使いやすい |
| 無料プラン | 非常に充実 | 制限が多め |
| 有料プラン | コスパが高い | 機能は豊富 |
| チーム管理 | 必要十分 | 比較的強い |
| 信頼性評価 | 近年かなり高い | 2022年以降は賛否あり |
| おすすめな人 | 安全性・コスパ重視 | 操作性重視 ※プラン(用途)によって料金が変わるので、明確な料金は記載してません。 |
料金比較
料金面ではBitwardenの方が安く利用できます。
Bitwardenは無料プランでも基本的な機能が利用でき、有料プランも比較的低価格です。
一方、1Passwordは無料プランがなく、基本的に有料プランからの利用になります。
一例ですが、最も低価格なプラン(2026/3/17)で
Bitwarden:無料 / 有料 約1.65$~
LastPass:月額 約3$〜
となっています。
※その他のパスワード管理ツールも平均 約3$/月~が一般的な相場です。
セキュリティ比較
セキュリティ面では、BitwardenとLastPassは、どちらも高い評価を受けているパスワード管理ツールです。
というのも、基本的なセキュリティシステムはかなり共通しているからです。
Bitwarden
・AES-256暗号化
・エンドツーエンド暗号化
・ゼロ知識暗号化
・二要素認証(2FA)
・パスワードハッシュ化(PBKDF2 / Argon2)
・オープンソース(コード公開)
LastPass
・AES-256暗号化
・エンドツーエンド暗号化
・ゼロ知識セキュリティモデル
・二要素認証(2FA)
・パスワードハッシュ化(PBKDF2)
・ダークウェブ監視機能
システム概要
・AES-256暗号化
軍事レベルでも採用されている強力な暗号化方式です。
保存データを第三者が解読できない形へ変換します。
・エンドツーエンド暗号化
送信中を含め、常に暗号化された状態を維持する仕組みです。
本人以外はデータ内容を確認できません。
・ゼロ知識暗号化
サービス提供側でも、ユーザーのVault内容を閲覧できない設計です。
Bitwarden・LastPassともにゼロ知識モデルを採用しています。
・二要素認証(2FA)
パスワード以外の認証を追加することで、不正ログインを防ぐ仕組みです。
(指紋認証 / Face ID / 認証アプリなど)
・オープンソース(コード公開)
Bitwardenはソースコードを公開しており、第三者による監査や検証が可能です。
透明性の高さはBitwardenの大きな強みです。
・ダークウェブ監視機能
LastPassは、メールアドレスや認証情報の漏洩監視機能を提供しています。
流出情報が確認された場合に通知を受け取れるのが特徴です。
・パスワードハッシュ化(PBKDF2 / Argon2)
| 項目 | PBKDF2 | Argon2 |
|---|---|---|
| 特徴 | パスワードを何千〜何万回も繰り返し変換する | 大量のメモリを使って処理する |
| 目的 | 解析コストを増やし、総当たり攻撃を防ぐ | GPUによる高速解析を防ぐ |
| 強み | 長年使われている実績ある方式 | 最新世代の高耐性アルゴリズム |
| 登場 | 古くから広く利用 | 2015年「Password Hashing Competition」優勝 |
| GPU耐性 | やや弱い | 非常に強い |
| 採用例 | 多くのサービスで採用 | Bitwardenなど最新サービスで採用 |
※BitwardenはArgon2にも対応しており、近年はセキュリティ強化の観点から注目されています。
これはBitwardenとLastPassに限らず、主要なパスワード管理ツールの多くで共通する仕組みです。
差別化ポイント
Bitwarden
オープンソースによる透明性と、Argon2id対応による高い耐解析性能が特徴です。
「安全性を自分でも検証できる」という安心感があります。
LastPass
長年の実績と分かりやすいUIに加えて、ダークウェブ監視などのセキュリティ補助機能が充実しています。
※一方で、2022年には大規模な情報漏洩インシデントが発生しており、近年はセキュリティ面を不安視する声も増えています。
実際の使いやすさ
ここまではデータ上での違いを見てきましたが、実際の使用感はどうなのでしょうか?
Bitwarden
まずBitwardenですが、こちらはやや玄人寄りの設計です。
無料で利用できる機能は非常に豊富ですが、UIはややシンプル寄りで、最初は少し慣れが必要です。
特に
・設定項目が多い
・デザインが実用重視
・細かいカスタマイズが可能
という特徴があり、人によっては「少し硬い」「取っ付きにくい」と感じる場合があります。
ただし、慣れてしまえば無料とは思えないほど高機能で、コストパフォーマンスは非常に高いです。
また、Bitwardenはオープンソースで透明性も高く、近年はセキュリティ重視ユーザーから特に評価されています。
LastPass
一方でLastPassは、初心者でも扱いやすい設計が特徴です。
ブラウザ連携や自動入力なども直感的で、全体的に「迷いにくいUI」になっています。
特に
・初めてでも使いやすい
・操作導線がわかりやすい
・自動保存や自動入力が快適
という点は、LastPassの大きな強みです。
そのため
・とにかく簡単に使いたい
・細かい設定は苦手
・直感的に操作したい
という方は、LastPassの方が満足度は高くなりやすいです。
※ここはかなり個人差のある部分です。
Bitwardenを選んだからといって「操作が難しすぎる」という訳ではありません。
実際は
・コスパ・透明性重視 → Bitwarden
・使いやすさ重視 → LastPass
くらいのイメージで考えて大丈夫です。
Bitwardenがおすすめの人
Bitwardenは以下のような方におすすめです。
・無料でパスワード管理ツールを使いたい
・コストを抑えたい
・基本的な機能を試したい
LastPassがおすすめの人
LastPassは以下のような方におすすめです。
・使いやすさを重視したい
・直感的なUIで管理したい
・自動入力やブラウザ連携を快適に使いたい
・長年利用されている定番ツールを使いたい
・有料プランでも問題ない
特に「初めてパスワード管理ツールを使う人」でも扱いやすい点は、LastPassの大きな強みです。
他のパスワード管理ツール比較
※BitwardenとLastPass以外のツールも含めて比較したい方は、以下の記事をご覧ください。
※Bitwardenの更に詳細な情報をお求めの方は、以下の記事をご覧ください。
※LastPassの更に詳細な情報をお求めの方は、以下の記事をご覧ください。


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