この記事は
無料にて高いパフォーマンスを発揮するBitwarden
特に企業での利用が推奨できる高機能有料ツールKeeper
を比較するモノです。
結論
コスパ重視なら → Bitwarden
セキュリティ重視なら → Keeper
他の記事でもおすすめしてますが、
迷った場合は、まずは無料で使えるBitwardenがおすすめです。
今回は他の比較記事と同じく
・料金
・セキュリティ
・使いやすさ
の観点から、BitwardenとKeeperの違いを詳しく比較します。
Bitwarden vs Keeper どちらがおすすめ?
まずは機能比較の前に結論を述べます。
※これを踏まえて、比較を参考にしながら”自分に合った”結論を見つけてください。
BitwardenとKeeperはどちらも優れたパスワード管理ツールですが、特徴は大きく異なります。
【最大の違い】
・Bitwarden → コスパ重視かつ個人向け
・Keeper → 機能重視かつ企業向け
比較することを躊躇うほどに
この二つのツールは、おすすめできる人に明確な違いがあります。
それは、単に無料有料の差だけではなく、個人利用か企業利用かという点です。
Bitwardenは、無料でも十分な機能が使える。コスパが魅力のツールです。
対してKeeperは、ゼロトラストアーキテクチャ(詳細は後述)などの機能により
企業やチーム規模での安全性を重視した運用に強力です。
結論
個人ならBitwarden、企業ならKeeperです。
・Bitwarden
個人利用を前提に無料版で試し、不足があれば有料版に切り替える。
個人の方は正直Keeperはオーバースペックです。Bitwardenの無料版で様子見しましょう。
・Keeper
チーム単位なら資料請求などで検討する。
サークルのような、それほど大きくない規模であればBitwarden等の無料版で大丈夫です。
※企業でもまだ導入検討段階であれば、Bitwardenの無料版でどの面が不足しているかを確認してみるのも選択肢の一つです。
ではここからは、これらを踏まえた上での
それぞれの違いを詳しく比べてみましょう。
BitwardenとKeeperの違い
※プラン(用途)によって料金が変わるので、明確な料金は記載してません。
| 項目 | Bitwarden | Keeper |
|---|---|---|
| 料金 | 安い(無料あり) | やや高い |
| セキュリティ | 非常に高い | 非常に高い |
| 使いやすさ | シンプル(やや慣れ必要) | 非常に使いやすい |
| チーム管理 | 普通 | 非常に強い |
料金比較
料金面ではBitwardenの方が安く利用できます。
Bitwardenは無料プランでも基本的な機能が利用でき、有料プランも比較的低価格です。
一方、Keeperは無料プランがなく、基本的に有料プランからの利用になります。
一例ですが、最も低価格なプラン(2026/3/17)で
Bitwarden:無料 / 有料 約270円~
Keeper(ビジネス):月額 約420円〜
となっています。
※その他のパスワード管理ツールも平均 約480円/月~が一般的な相場です。
セキュリティ比較
セキュリティ面では、BitwardenとKeeperはどちらも高い評価を受けています。
ただやはり、Keeperはチームや企業での運用想定なので
Bitwarden含め、他のツールとは毛色が違います。
Bitwarden
・AES-256暗号化
・エンドツーエンド暗号化
・ゼロ知識暗号化
・二要素認証(2FA)
・パスワードハッシュ化(PBKDF2 / Argon2)
・オープンソース(コード公開)
Keeper
・AES-256暗号化
・エンドツーエンド暗号化
・ゼロ知識アーキテクチャ
・ゼロトラスト設計
といった高度なセキュリティに加え、企業運用想定で
・ロールベースアクセス制御
・管理者による一括管理
・操作ログ・監査ログ
・ダークウェブ監視
等があり、昨日の豊富さが目立ちます。
システム概要
・AES-256暗号化
軍事レベルで採用されている
データを解読できない形に変換する強力な暗号方式
・エンドツーエンド暗号化
送信中も含めて常に暗号化され、本人以外は誰も内容を見れない仕組み
・ゼロ知識アーキテクチャ・ゼロ知識暗号化
サービス提供者ですらデータの中身を知ることができない設計
・二要素認証(2FA)
パスワードに加えて別の認証を行うことで、不正ログインを防ぐ仕組み(指紋認証 / フェイスID等)
・パスワードハッシュ化(PBKDF2 / Argon2)
PBKDF2 ・パスワードを何千〜何万回も繰り返し変換(ストレッチング)
・計算回数を増やすことで解析を困難にする
・長年使われている実績ある方式
Argon2 ・2015年 国際コンテスト【Password Hashing Competition】優勝アルゴリズム
・メモリも大量に使って処理する
・計算+メモリ両方で攻撃を防ぐ
・オープンソース(コード公開)
プログラムが公開されており、第三者による安全性の検証が可能
・ゼロトラスト設計
何も信頼しないことを前提に
・ユーザー・端末・場所を毎回チェック
・ログイン後も継続監視する仕組み
・ロールベースアクセス制御
人に権限をつけるのではなく、役職に権限をつけることで権利情報の確認を簡易化する仕組み
・管理者による一括管理
会社の管理者が、社員全体のパスワード運用をまとめて管理できる
・操作ログ・監査ログ
誰が・いつ・何をしたかを記録する仕組み
・ダークウェブ監視
自社からメールアドレス・パスワードが、漏洩データとして闇サイト上に出回っていないかを確認する機能
やはりKeeperは、企業で管理する際に危惧しなければいけない箇所へのケアが強いです。
ただ幾度も説明してますが、個人で利用するのであればBitwardenで十分です。
特にBitwardenは、他所では有料版提供の機能なども無料で一通り揃うのが魅力です。
実際の使いやすさ
ここまではデータ上での違いを見てきましたが、では使用感はどうなのでしょうか?
Bitwarden
まずBitwardenですが、こちらはやや使いにくいです。
無料で使える機能が豊富ですが、UIに少し癖があり慣れるまでは使いづらいです。
また、1Password含め、他ツールでも有料版なら利用できる機能ではあるので
有料ツールを使うことに抵抗の無い方にとっては、あまり優先度は高くないです。
慣れれば、無料で有料ツールとほぼ遜色ないのでパフォーマンスはとても高いです。
Keeper
Keeperは、ある程度の規模感での運用想定がされているので
誰でも操作しやすいように直観的なUIになっています。
カテゴリ分けなどもやりやすく、大量のデータの管理も得意です。
またセットアップも比較的簡単との評判が多く、導入からの定着までのコストも抑えることが可能です。
権限設定も細かく、共有もかなり楽なのでおすすめです。
※ただフォーム入力だけやや手間なので、管理側はしっかりと仕組みを理解する必要があります。
Bitwardenがおすすめの人
Bitwardenは以下のような方におすすめです。
・無料でパスワード管理ツールを使いたい
・コストを抑えたい
・基本的な機能を試したい
Keeperがおすすめの人
Keeperは以下のような方におすすめです。
・複数人でパスワードを共有したい
・社員ごとにアクセス管理したい
・退職者の権限をすぐに止めたい
・情報漏洩が怖い
・監視やログ管理もしたい
・セキュリティルールを統一したい
パスワード管理ツール比較はこちら
※BitwardenとKeeper以外のツールも含めて比較したい方は、以下の記事をご覧ください。
※Bitwardenの更に詳細な情報をお求めの方は、以下の記事をご覧ください。
※Keeperの更に詳細な情報をお求めの方は、以下の記事をご覧ください。


コメント